今回のコロナショックの中で、営業し続けた上で、色々と感じたことがありました!
緊急事態宣言後に御来店してくださったお客様は、生半可な思いでカットに来てくれてるわけじゃないなと。
お客様のご家族、会社を考えても、理容室に来るのがもしかしたら命取りになるかもしれない。
でも、仕事はしなければならないし、髪は伸びるし、お金を稼がなければならない。
ほとんどの方が、
『空けててくれて本当に助かりました。こんな時にごめんね。』などなど仰ってました!
そんなとこ無いです。
わざわざ来て下さってありがとうございます。
ですよ!本当に!!
毎日お家で自粛していると思われるお客様。
普段無口でほとんど喋らなかったお客様が、
めっちゃくちゃ喋ってくれたり、
『お客さん来なくて大変だったでしょう❔3ヶ月くらいこなくてごめんね。』
とか逆に言われたり、
理容師やっててよかったなあと感じることがこの2ヶ月多かったです。
来て下さっているお客様は、1ヶ月〜2ヶ月に1回顔を合わせます。
地元の友人より10倍くらい会っているし、
ちょっと来てない期間が長いと心配します。
『客と話したことなんか覚えてないんじゃ無いの❔』って言われたりしますが、結構覚えています。そのお客様の飼っているネコの名前とか笑笑
それほど、お客様を、大事に思っています。
また、コロナショックを受けて
この期間に生き残れる理容室と生き残れない理容室を考えました。
①衛生的で、仕事が早く、シャンプー、シェービング、マッサージの満足度が高い理容室。
②衛生的で、技がすごい!(ヒロ銀座だったら、形状記憶パーマ、ビジネスショート、メンズショートがうまいなどなど)理容室。
③衛生的で、この店に行きたい!この店にお金を支払いたい!と思われる従業員を育てられている理容室。
①は当たり前ですね。
②その店にしか無いものをいかにアピール出来るか
③ヒロ銀座はよくお客様にパワースポットと言われます。接客業ですから、お客様に満足して頂くために、日々気持ち良い接客を学びます。
③、この部分が出来ていない、理容師、理容室が多いです。
理容師は職人みたいになってしまっていて、接客をしない人も多いです。
ラーメン屋で例えるなら、うまいラーメンを出すのに無愛想な対応、食べている時緊張するラーメン屋に何度も行きたく無いですよね?
理容師は職人の部分と商人の部分も合わせ持たなくてはなりません。
しっかりとした技術と、明るく元気で気を遣える理容師が多い理容室、がアフターコロナの世界を生き抜くことが出来ます。
やっぱりお客さまが来てくれるのって当たり前じゃないんです。
マジでありがたい。
改めて、選ばれ続ける理容師になるために、技術や人間力の向上をしようと心に決めました。
いつでもお待ちしております
トップスタイリスト 稲垣