こんにちは。
御茶ノ水店の山内です。
いきなり本題ですがみなさん髪型のオーダーって難しくないですか?
・理想のスタイルが雑誌やネット上にない
・自分に合うスタイルがわからない
・画像を見せるのが恥ずかしい
・普段セットしないから特になんでもいい
・もうちょっと切りたい、軽くしたいけど言い出しにくい
ヘアスタイルへの関心はもちろん人によってかなり差があるので色々な方がいらっしゃるのは百も承知です。
実際僕自身人の髪を切るのは好きですし得意ですが自分のヘアスタイルはここ6、7年変わってませんしあんまり関心がありません。
今回は失敗しにくいスタイルのオーダー方法とよくある間違いをまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
1・メンズスタイルのオーダー方法
2・よくある間違い&トレンドワード解説
1・メンズスタイルのオーダー方法について
一番目にもし理想の髪型の画像があれば画像を見せることです。
なぜ画像を見せると早いかというと僕たち技術者とお客様の間に共通の認識が画像として生まれるからです。
もちろん日頃からお客様がどんなイメージをしているのか汲み取れるように一生懸命考えているのですが画像があれば一発です。
基準が生まれるのでそこを基準に短め、長めとさらに具体的に詰めていけます。
次に、口頭で伝える場合には前回切ってからどれくらい経っているかを教えていただけるとこちらはイメージしやすいです。
例えばツーブロックを入れているとしたらいつも何ミリで入れているなどいつもはこうしているっていうことを伝えていただけると助かります。
また、伸びてきたらどこが気になってくるのか、ここが伸びてくると切りたくなる、膨らんでくると切りたくなるっていうポイントを伝えていただけると悩みを解決できるようなスタイルの提案がしやすいです。
この春から新社会人を迎える方の中には学生の時とは違ってスーツに合うようなスタイルにしなければいけなくなる方もいるかと思います。
耳周りや襟足などスーツに合うような長さの見本を作ったので後ほど紹介します。
2・よくある間違い&トレンドワード解説
『ツーブロック』
ツーブロックはもみあげからこめかみあたりの高さまでを刈り上げて上の毛を被せるように残すスタイルのことです。
たまに薄く刈り上げることをツーブロックという方がいらっしゃるので伝えるときには注意しましょう。
『フェード』
2、3年ほど前から人気が出てきたフェードスタイル。
もみあげや襟足を0mm〜3mmの短さからスタートさせて徐々に上にいくに従って長さを残しグラデーションを作るスタイルです。
普通のショートスタイルに飽きた方ぜひチャレンジしてみてください。
『マッシュ』
前髪や耳周りの長さに対して上の長さをやや残してキノコのようなシルエットを作るスタイルです。
パーマなどのアレンジがしやすく学生さんから特に人気があります。
またマッシュスタイルをベースに上をやや短くする『ショートマッシュ』というジャンルもあるので新社会人の方は違和感なくビジネススタイルにできるのではないでしょうか?
『センターパート』
真ん中付近で分けているスタイル。ど真ん中で分けるとバランスを取るのが難しいので中心をややずらして分けてまっすぐ分けるのではなくジグザグ分けるとバランスが取りやすいです。
『スパイラルパーマ』
通常のパーマと違い螺旋状に巻くパーマのこと、ボリューを抑えながら動きがランダムに出やすいパーマです。
『ツイストパーマ』
ねじりながら巻いていくパーマで縮れたような質感になります。
『アシメ』
アシンメトリーの略であえて左右非対称にして前髪を流しやすくしたりして扱いやすくするスタイルです。
『シークレットパーマ』
濡れているときにカールが出て乾くと伸びるパーマの特性を活かして目立たないけどスタイリングをアシストしてくれる程度にカールを抑えたパーマです。
『ウルフ』
襟足を残して軽く外に跳ねさせるようなスタイルです。
パーマやアイロンで動きをつけてあげるとかっこよくなります。